Icent-日常の1コマに楽しみを-

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子牛の分娩介助のダメ元緊急対策。

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あくまで個人的な緊急方法で獣医学からの視点でないので、

ダメ元の時にやってみて?

 

おそらく夜の分娩事故を防ぐために見回りをする農家の人がいると思うのだが、

いざ分娩が始まったがなかなか産まれない。

じーっと待ったり、

自分で、または獣医さんを呼んで分娩介助をするであろう。

ただし!

自分でも困難で

獣医さんが来るまでの時間をどう過ごすか?

そこに子牛の命がかかっている場合がある。

 

多いのが

鼻と前足は出てくるけど肩でのロック。

牽引ロープを使うか迷うとき。

一気に引き出せる自信があればいいけれど、

そうでない場合。

 

まず、どうなったらアウトなのか、を考えて?

答えは、

へその緒が「切れてる」か「切れていないか」

その判断の一番は舌の色。

簡潔にいうと青いとチアノーゼ(酸欠)なので

既にへその緒は「切れている」状態

ゆっくり待ってる時間はなく、

早めに分娩をしてあげてほしい。

 

まだピンク色の状態の時、

まだ大丈夫ではあるが、

ここで放置する人が多い。

処置をするまでの間、

ハンパに引っ張らないで!

 

へその緒が切れた瞬間から

今度は自発的な呼吸。

つまりは鼻で呼吸を始めるから

 

ハンパに引っ張って

「やっぱダメだから獣医さんを呼ぶか」

コレあるんだけど、それによって子牛は

息ができなくなって窒息してしまう。

 

自分で介助ができないと判断したとき、

獣医さんが来るまでは

へその緒が切れてないと判断できたら、

へその緒を切らないように、

出てこようとする子牛を

引くのではなく、

 

押す!

 

助けが来るまでの間にできることは

①舌の色を確認する

②せめて鼻で呼吸できるように尿膜などは手で破いて外気と通じるようにする

③介助ロープが使える場所に移動させておく

④引いても親牛のほうでロープが解けないように確認する

⑤頭と前足だけは触れるように維持させておき、一定の距離で鼻を押してあげる

 

事故を減らす方法としてダメ元の時試してみて?

 

なぜ書けるかというと、

逆子での事故率が高いという部分に着目してほしいのだが、

逆子だからダメ、じゃなく

逆子は産まれてくるまでの時間によって事故に繋がる

ということ。

 

簡単に言うと、

産まれてくる、へその緒が切れるまでは

子牛って正常だから。

産まれてくる過程で窒息してしまう

これが事故の原因だということを理解できれば、

その場での対処法が変わり、助けることもできるから。

夜勤でのトラブルは日中に比べてかなり焦る。

そんな時、思い出してくれればいいかな。