Icent-日常の1コマに楽しみを-

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新型コロナから見える畜産の需要と供給。

昨日の愚痴ブログから一転してマジメに普段考えていることを書く。

あ、昨日のブログはコレ(https://icent.hatenablog.com/entry/2020/03/24/230155)

 

今日は畜産の部門の中から

牛肉とピックアップしてみるが、

情報が錯綜している部分と具体的な数字をリンクで貼れない部分が多いので、

基本文字での投稿で申し訳ないのだが、

わかりやすく書いてみる。

ここでは黒毛和種の肉としての取引を軸にするが、

今、黒毛和種の枝肉市場価格が大きく変動をしている。

率直に下がっていますよ、というのはほぼ間違い(日々変動するため)だが、

波打つグラフのようにユラユラ動きながら下がっているという状況。

 

取引金額が下がってきている、という言葉が適切だろう。

 

原因は様々だが、新型コロナと関連させると、

ピンと来ない人にはもう一押し付け加えると、

 

新型コロナによって、外食に出る機会、買い物に行く機会は減りませんでしたか?

答えは減った、はず。

 

そう、単純に黒毛和種、いわゆる和牛の肉を食べる機会が減った。ということ。

本来であれば、この時期、観光客はもちろんのこと

入学式や卒業式、また社会人であれば、就職、転勤など

人の動きが活発になり、それに伴い、外食産業などが盛り上がる時期であった。

 

しかし、今年はその何割もの人の動きにストップがかかり、

牛肉どころか飲食店全てにおいても打撃が大きい。

 

 

そして牛肉はソーセージなどの加工にいかない

いわゆる精肉と呼ばれる部門では

消費期限が短いこともあり、

 

精肉を販売するスーパーや小売店焼肉店もそうだが、

売れ行きが悪いと在庫をストックする、または破棄する

仕入を例年通りにしても売りが見込めないため

仕入を減らす

精肉の取引自体に参加しにくくなる(安ければ仕入をしようという考えになる)

このような負のスパイラルによって今、精肉を扱う人達が大ダメージを受けている。

ここでは需要が減り、供給も減らさざるを得ない状態ということ。

 

だが、反対の面もある。

今は、加工品の部門はものすごく売り上げを伸ばしている。

外食などに出にくい、買い物はまとめて買おう

という動きになった状態で

消費期限の長いソーセージやハムを買って

冷蔵庫にストックしよう

という動きになったためである。

 

これにより、加工品の需要が一気に伸び、

今は加工品に向けて取引される肉の部門は例年より高い金額で取引が行われている。

単純に加工品を製造する過程が、

売れていくスピードに追いつけないため、

高い金額取引でも買い取り、加工に向かせなければならないためである。

つまり加工品に対しては、

需要が伸び、供給も加速させて需要を満たさなければならない状態ということ

 

外部からの影響を受けて市場価格を変動させた新型コロナというのは

マイナスの面のほうが大きいのだが、

ここまで影響するということを改めて知った。

 

おそらくこういった消費に関するデータというのは数ヵ月後にまとめて公表させると思うのだが、これを見た人、後から答え合わせのように見ててほしい。

また、これに伴って展開できる部分については次のブログで書いてみようと思う。

 

経済の動きを見るのは本当に面白いし、その一部でも関連してくるとなると

こういう事例も稀ではあるがひとつの教訓にしなければ、と思うな。

 

長くなったけれど読んでくれてありがとうございます。

また書くね!

あ、農家の人いたら次は個体販売について書くからね!