Icent-日常の1コマに楽しみを-

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新型コロナから見える家畜の個体販売について(廃用牛)

さっきのしんみりとしたお題の記事から一転して(読んでみて?)

https://blog.hatena.ne.jp/Icent/icent.hatenablog.com/edit?entry=26006613540712338)

 

先日書いた家畜の需要と供給の続きになる記事を書く。

ただ文章が多くて読むのツラいわ!っていう人向けにシンプルに書くので読んでね。

 

2部に分けるので今回は廃用牛について。

先に

・廃用牛とは

生乳の生産が見込めない、または疾病などでその牧場からサヨナラしてお肉となる牛

 

よく言うドナドナだよ!

 

さて本題、廃用牛

 

先日の記事の通り、現在、加工品への生産受注が見込めるため、

様々なメーカーさんが買いに走っている。

 

その結果は現在、例年に比べジワジワと上がってきている。

証明したいがなかなかデータを公表できない立場にあるので、

ホントかよって思った人、家畜市場の集計データを検索してみてほしい。。。。

 

また農家の人なら実感してませんか?と聞きたい。

そういえば、、!!という人が多いかなと思うが、

今まで枝肉としてみた時、300kgの牛が約15万円ぐらいで取引されてたのが

今ではおそらく300kgの牛で約18万円近くなっているはず。

 

3万ぐらいの差かよ!って思う人もいるだろうけど、

今は大規模農家が増えてきたので頭数が増えるとけっこう違う。

また、この廃用牛の部門の今後だが、

しばらくは横ばいまたは上がりと考えてほぼ間違いなさそう。

 

おそらく2ヶ月近くはこの状況が続きそうとメーカーさん等と話をするが、

怖いのは半年、1年後などの長期の部分。

オリンピックまでは。。。なんて聞いたことある農家いませんか?

状況が変わったよね?中止になったよね?

そう、みんな突然の中止によって先行きが見えなくなったのである。

 

今は加工品に向けて買い続けよう。という状態になっているのが

最大のポイント。

 

しかし逆に捉えると危険な部分でもある。

そのまま上がり続けるに決まっている!という人へ

 

今回このように書けると判断したポイントは

コロナなどで外出自粛になってきているため加工品を購入する消費者が増えたが、

メーカーさんはある程度の廃用牛を購入し肉量が充足、安定したところまで到達すると

例年通りの買い、つまりは買う金額が下がる傾向になり、

急上昇した高値から一転して下がる可能性がある。

 

精肉と加工品の違いを考えてほしい。

精肉より

・保存が利く

・大量に製品とすることができる

フリーザーを使って出荷するまでの時間を調整することができる

これらが加工品の利点だが、逆に捉えると

これらの条件をクリアすると例年の動き戻るから

 

農家さんあるあるだが、

廃用牛の取引、高いよね?

まだ高値の取引続くよね?

そういう話になるが、その保障というのはどこにもなく、むしろ逆。

現実はコロナの影響を受けなければ輸入牛肉によってジワジワと

国産の廃用牛の単価は下がっていっていた。

 

コロナを逆に利用しましょうとまで言うつもりはないのだが、

個体販売の金額を気にしている農家の人へ伝えたいのは、

売るなら今。

その後ずーっと高値購買が続くとしても今。

なぜならずーっと高値購買が続くという保障がどこにもなく、

下がる傾向、下がるポイント、

下がる条件のほうが多くあり、それらの条件がそろいはじめてきているから。

 

自分の牛群を見直し、例年より少し廃用牛を選定して出荷するのは

今、一つの方法かと思う。